BD8コンバージョン 組み立て その6

←Tech Tips一覧に戻る


前回からかなり時間が開いてしまいましたが、ようやく第6回目です!
今回は、前後ユニバーサル・ダンパーの組み立てなどを行って一気に完成までいきます!






まずは、リヤユニバーサルから。
リヤユニバーサル・ベアリング共、BD7 2016から変更はないので
そのまま移植します。簡単ですね(笑)











こんな感じで、サクッと組み付けてしまいましょう!
アッパーアームの全長は走行前に調整するので、とりあえずそのままBD7 2016から移植します。

因みに第4回で、「リヤハブキャリアに特に変更はないようです」と記述しましたが、
その後詳しく比較してみたところ、ユニバーサルのアクスル軸の高さが変更されていました。
BD7シリーズと比べて、ユニバーサルのアクスル軸の高さが、0.5mm(←正確な計測ではありません)ほど高くなっています。

BD7のセッティングをBD8に応用する場合は、リバウンド量が変わるので注意が必要です!









お次は、フロントユニバーサルです。
フロントダブルジョイントユニバーサルが新型になったことで、
ベアリングのサイズも1050から1060に変更になっています














BD8からは、Cハブとステアリングブロックを組み付けた状態で、
ユニバーサルシャフトの着脱が可能になっています。

メンテの際の手間が少し省けるので、これはとてもありがたい変更ですね!













リヤと同様に、サクッと組み付けます。
アッパーアームの全長も走行前に調整するので、BD7からそのまま移植します。













ホイールハブのピンを差し込む前に、
クリアランス調整のため、内径6mm・厚み0.3mmのシムを入れておきます。














六角ハブは、前後で厚みが違っています。
リヤはBD7シリーズから変更はなく5mm厚、フロントは新規で4.5mm厚になっています。

間違えないようによく確認して組み付けてください。







以上で前後ユニバーサルの組み付けが完了しました。

   

お次は、ダンパーの組み立てです。
とは言っても、BD7 2016と組み立て方は同じなので省略して(笑)、BD8からの変更点を見ていきたいと思います。



実は組み立て時に最初、見逃してしまったのですが、リヤのダンパーエンドが変更になっています。
BD7 2016では、ダンパーエンドの長さが前後で違っていたのですが、BD8ではBD7 2016フロント用のエンドを前後に使用します。

具体的な違いとしては、リヤのエンドが実測で1mmほど短くなるので、リヤダンパーのストローク量が1mm増加することになります。
数値的には小さな変更ですが、メインシャーシ後端部が短縮されたことと相まって、実走においては大きな効果が出ています。
BD7 2016では、コーナー中盤から脱出時にかけて、リヤからめくれ上がって横転するような事がありました。
(特に超ハイグリップ路面で顕著)
BD8は、たった1mmですがストローク量が増えて「もうひと沈み」があることで、そのような横転の仕方がなくなりました。

改めてツーリングカーの奥深さを実感した次第です!…まあ、気のせいかもしれませんが(笑)










ダンパーのストローク量は、ノギスを使って取説通り正確にそろえておきます。
セッティングによっては前後のストローク量が変わる場合があると思いますが
一般的に左右は同じストローク量としておくのが良いでしょう。










以上でダンパーの組み立ては完了です。

ついでと言っては何ですが、個人的なダンパーセッティングの方向性として、
以前は反発力ゼロのいわゆる「引きダンパー」で組んでいましたが、最近は比較的反発力を強めにして組んでいます。
目安としては、ダンパーが伸びきった状態からフルストロークさせて、およそ5mm反発するくらいです。

この辺りは、コースレイアウトや路面グリップ、ドライビングスタイル等で好みが分かれるので、
自分に合ったセットアップを探してください。





最後にメカ載せです。






モーター位置がさらに中心に移動した事と、2次減速比の変更でピニオンとスパーの枚数を変えた事に加えて
フロントベルトがシャーシの中央を通るようになったので、ESCのキャパシターの置き場所に困りました(笑)

結果として従来のBD7シリーズよりメカ類がカツカツに収まっている感じがします。







もう一つ困ったのがモーターです。

   

上の右側写真のモーターのように、取り付け面のカドが面取りされていて、且つスリット(?)があるものは問題ありません。
大変だったのは左側写真のように、面取りもされてなくスリットもないモーターです。
使用するギヤ比によっては、モーターとアッパーデッキが干渉するので、モーター側をリューターなどで削り落とします。






因みにキット標準のアッパーデッキでは、42Tのピニオンまでしか使用できません。

コースレイアウトなどにもよりますが、21.5Tや17.5Tノンブーストなどではかなり大きなピニオンを使用する場合が多いので
オプションのストック用アッパーデッキを使用してください。







      

   

走行させた感想ですが、BD7シリーズと比べてかなり扱いやすくなっていると思います。
BD7シリーズは、確かに人によってはピーキーに感じる部分があったと思いますが、BD8になってそういった部分がなくなりました。
具体的には、特にスロットルONの時の安定感はかなり増しています。BD7 2016アルミシャーシ仕様もかなり扱いやすかったのですが、更に安定感は高くなっていると感じました!
以前BD7 2016アルミシャーシと比較した、XRAY T4以上の高い次元で仕上がっていると思います。…あくまで個人的な意見ですが(笑)

いかがでしたか?以上でBD8コンバージョンキットの組み立て解説は終了です。
皆様の参考になれば幸いです。


←Tech Tips一覧に戻る