BD7 2015 組み立て解説 その4

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第4回目も、メインシャシーにどんどんパーツを取り付けていきます。




まずはモーターマウントにセンタープーリーを取り付けます。
後からリアベルトを取り付けるのは困難なので、この時
先にリアベルトだけはメインギアアダプターのプーリーに引っ掛けておきます。
(プーリーの向きに注意してください。)

モーターマウント側からメインギアシャフトを締めているM3×12mm皿ビスには
ゆるみ防止の為、ネジ止め剤を注しておくとよいでしょう。











メインシャシーへネジ止めします。
写真の順番のように対角線上のビスを少しずつ締めていきます。
一気にネジを締めるのは歪みの原因になるので注意してください。









次に、バルクヘッドにソリッドアクスルとギアデフを載せていくのですが、
ここでおすすめアイテムを紹介したいと思います。



それはこちら!
「アルミ製ベルトテンションアジャストカム」です。
(色がブラックなので、写真では樹脂製と区別がつきにくいですが…)

樹脂製では、ベアリングがキツかったりアッパーバルクを締めるとたわんだりして
ベアリングを圧迫してしまい、駆動ロスになってしまいます。

でもアルミ製ならそんな心配は皆無です。
地味な部分ですが、軽い駆動系を実現する効果的なアイテムです。



   

      

フロントベルトをセンタープーリーとソリッドアクスルに引っ掛けてバルクヘッドに収めます。
その後、ダンパーステーをネジ止めしたアッパーバルクを被せて固定します。ベルトのテンションは走行前に調整するので、一番弱く張っておきましょう。

同様にリアデフも組み付けます。
完バラした後も同じように組めるように、ベルトの向きを確認しておきます。
(大した違いはないのかもしれませんが、ベルトは常に同じ方向に回転するようにした方が長持ちするような気がします…)






次は、ステアリングクランクを組み立てます。
説明書通りに組み立てれば全く問題ありません。

タイロッドは説明書の長さで組み立てておいて、走行前に微調整してください。











ベルクランクポストをネジ止めする時、このパーツが滑らずしっかり締められるようにひと工夫します。

写真のように、シャシーとの接触面にカッターで傷をつけます。
これだけで、ポストがクルクル回ってネジの締りが甘く、走行中にネジが外れてしまうといったトラブルも防止できます。




これで、ドライブトレインの基本部分が組みあがりました。
スムーズな駆動系は速さに直結します。手間を惜しまず入念に組み立ててください!

次回は、足回りの組み付けです。


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