ボディメイキング(塗装編)
今回は、ボディの塗装の手順を紹介します。
塗装で重要なのは、「脱脂・マスキング・一気に塗らない」この3点に限ります。
あわてず、丁寧な作業を心がけましょう。
1:準備するものです。 とはいっても、ポリカ用スプレーくらいですね。 |
|
2:基本中の基本の脱脂作業です。 クリーナーを染み込ませたキムワイプで 塗装面を良くふき取ります。 台所用中性洗剤で洗い流してもOKです。 |
|
3:付属のマスキングシートでウインドウ部分を マスキングします。 更にマスキングテープ等でボディマウントの 穴やアンテナの穴をボディの外側から塞ぎ、塗料の 回り込みを防ぎます。 |
|
4:対象物から30cm程度離して、ボディの内側から スプレーします。 |
|
5:写真くらいの感じで、軽く1回目を吹き付け 10〜15分程度乾燥させます。 |
|
6:2回目です。 少し透ける程度まで色をつけ、再び 10〜15分乾燥させます。 |
|
7:3回目でムラなく均一に色が出るようにします。 | |
8:今回はボディカラーが赤なので、白色を使って 裏打ちします。こうする事で赤色をより鮮やかに 発色させることが出来ます。 オレンジや水色や黄色、ピンク更には蛍光色 等は、白色で裏打ちしたほうが綺麗に発色します。 |
|
9:窓ワクステッカーが付属していないボディは 窓ワクも塗装で表現した方がカッコいいですね。 写真のように窓ワクのカットラインを書き込みます。 |
|
10:ここで登場するのが「デザインナイフ」です。 刃先が薄く非常にシャープな切れ味です。 先端が鋭利なので扱いに注意してください。 |
|
11:書き込んだラインに沿ってデザインナイフで カットしていきます。 刃先を寝かせて軽く刃を滑らせるようにします。 あまり強く刃を当てると、ボディまで刃が達してしまい 割れてしまうので注意してください。 |
|
12:全てカットが終わったら、剥がしていきます。 | |
13:ボディと同じ要領で窓ワクを塗装します。 写真では黒で塗装しましたが、勿論好みの色で 塗装してもOKです。 |
|
14:塗料が乾燥したらウインドウのマスキングシートを ゆっくり剥がしていきます。 |
|
15:最後に、表面の保護フィルムを剥がして完成です。 |
きちんとマスキングして3回くらいに分けて色を出すようにするのがコツです。
あわてずじっくり作業すれば、誰でも簡単にキレイなボディを製作することが出来ます。
今まで「塗装はうまく出来ないし、メンドクサイ…」なんて思ってた方も、これを参考にチャレンジしてみましょう!