セッティングについて 5 

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 第5回目は、ツイック調整についてのお話です。
このツイック調整は、本来なら「セッティング」とは言えませんが、いい機会なのでここで解説します。

 サーキット等を走行していて、片巻きしてしまったり左右で曲がり方が異なったりといった経験はないでしょうか?
サスペンションやモーター、タイヤ更にはクラッシュによるシャシーのねじれなどの異常であればすぐに解決するのですが、それらに全く異常が見当たらない時はこの「ツイック調整」が狂っていることが多いのです。

では、実際の調整方法を紹介していきます。
まずは、実走に使うタイヤを装着し、メカ・バッテリー・モーターを載せた全装備状態で車高を合わせます。







1:左写真のように、リア側シャシーの後端中央部を六角レンチ等で持ち上げます。











2:その状態から、ゆっくりシャシーをおろしていきます。すると、左右どちらか(写真では左)のタイヤが
  先に路面に接地することがあります。この状態ではマシンは片巻きしたりしてしまいます。













3:そのような場合、先に接地した方の対角線上にあるフロントダンパー(上の場合では右フロント)の
  スプリングテンショナーを緩め、更に反対のダンパー(上の場合では左フロント)の
  スプリングテンショナーを同じ分だけ締めます。














4:左右のタイヤが同時に接地するまで、上記の1〜3の作業を繰返します。
  リアが調整できたら、更にフロントも同じ要領で調整してください。
  フロントを持ち上げて、先に接地したタイヤの対角線上のフロントダンパーのテンショナーを緩め、
  フロントの反対のテンショナーを同じ分だけ締めます。






以上で前後のツイック調整は完了です。最後に、念のため車高を再チェックしておきましょう。

 極端にツイック調整がずれている場合は、アッパーデッキやバルクヘッド、サスマウント等が歪んで取り付けられている可能性があります。
そういったときは、それぞれのパーツのビスを一度全部締め直してください。


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