BD7 2016 組み立て その2

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さて第2回目は、駆動系パーツの組み付けを始めていきたいと思います。

   

上はフロントソリッドアクスル用プーリーとセンタードライブプーリーの写真です。
それぞれの写真の右が2015用、左が2016用です。
ソリッドアクスル用プーリーが34T、センタードライブプーリーが17Tと、2015Ver.より小径化されています。
従来モデルよりドライブベルトの曲率は大きくなっていますが、駆動効率が損なわれないギリギリのサイズまで小径化することで
駆動系の低重心化を実現しています!

   

まず、フロントソリッドアクスルとセンターギヤ回りの組み立てです。
ソリッドアクスルのドライブカップやフロントドライブプーリーは、「BD7 2015 組み立て その2」で紹介したように、シューグーで固定してしまいます。






次にギヤデフの組み立てです。
プーリー径が違うくらいで、パーツ構成自体は2015Ver.と変わりませんね。

一応半完成状態になっていますが、一旦バラバラにして組みなおします。
Oリング部分やジョイントカップ摺動部には、予めブラックグリスが塗布されているので
それらをキムワイプなどでキレイに落とします。











デフの組み立てに重宝するのが、この「シールグリス」です。







   

シールグリスをデフケース内のOリングやジョイントカップ摺動部分等に塗布します。
この作業により、ギヤデフのオイル漏れはほとんどありません!





べベルギヤを入れ、さらにデフオイルを注ぎます。
キット標準では#2000が付属していますが、
今回オイルの番手は#5000、分量は目視でべベルギヤのおよそ半分がオイルに浸かるくらいまで注ぎます。
相変わらずテキトーです(笑)

デフプーリー部分と合わさる面にもシールグリスをたっぷり塗布してください!












M2ビスを均一に締め込んで完成です!
ビスの締めすぎには注意してください。












ギヤデフユニットをバルクに取り付けると、左右方向に結構なガタがあるので
内径10mmのシムでクリアランスを調整してください。

但し、完全にガタをなくしてしまうとシャーシロールが妨げられてしまい
しなやかさが失われてしまうのでほんの少し左右方向にガタを残しておく方がよいでしょう。









お次はステアリングクランクの組み立てです。
2016Ver.のクランクは樹脂製を採用し、幅広いコンディションに対応できるようにしてあります。

基本的に説明書通りで問題ありません。
センターリンクとベルクランクを止めているM3×10mmボタンビスを、M3×12mm皿ビスに変えているくらいです。










ですが今回は、ステアリングクランク回りを丸々2015Ver.から移植しました!
理由は、なんとなくアルミ製の方がカッコよかったからです(笑)
(一応、「ハイグリップ路面での応答性を重視して」などともっともらしい理由も付け加えておきます)

勿論アルミ製のステアリングクランクセットは、2016用オプションパーツとして発売されています!
品番は変更になっていますが、2015Ver.のものと全く同じだそうです。




これで駆動系パーツの準備が整いました。
後は、これらのパーツとモーターマウントやベルト、アッパーデッキ等を「BD7 2015 組み立て その4」を参考に、サクサクと組み付けていきます!

これでドライブトレインの基本部分が組み付けられました。
次回は、足回りの組み立てに移りたいと思います!


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